資格更新試験のないFP資格保有者の場合、各種の金融商品について幅広く学習したのは入社前後の一時期だけということも少なくありません。資格取得後、自社が日常的に取り扱っている各種金融商品については、日々の提案・販売活動や各種研修により、相当の知識は習得しているものと考えられますが、顧客側が求めているのは、「顧客にとって適切な金融商品」の提案です。顧客の納得を得るためには、自社が取り扱っていない金融商品の特徴を正確に理解し、必要に応じて説明したうえで、「自社取扱い金融商品を推奨する理由」を示すことが不可欠といえるでしょう。
また、金融庁は「顧客本位の業務運営に関する原則」や各種監督指針で、「業態の枠を超えて横断的に、類似商品・サービスや代替商品・サービスの内容と比較しながら金融商品やサービスの販売・提案を行うこと」を要請しており、この点からも、幅広い金融商品知識を身に付けることは非常に重要となっています。
金融商品知識4級モバイル検定試験は銀行・信用金庫の行職員が顧客への金融商品提案・販売時に習得しておくべき基本的な金融商品知識を問う試験です。出題範囲は「金融商品の基礎」「預金」「債券」「投資信託」「保険」「株式」の6ジャンルであり、本試験に合格すれば、これら金融商品についての基本的知識は、相当程度習得しているものと認定できます。
学習教材(スマホ教材)付き 〇×式・50問・ランダム出題 2回チャレンジ可
スマホアプリで金融商品知識の基礎をマスター