2020年10月内閣総理大臣が所信表明演説において「2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と宣言し注目を集めました。気候変動問題等をターゲットとした、持続可能な開発目標(SDGs)は、企業・経済の持続的成長と安定的な資産形成等による国民の厚生の増大を目指すという金融行政の目標にも合致するものであり、金融庁もその推進に積極的に取り組んでいます。このような中、多くの金融機関がSDGs宣言を行い、SDGsやESG金融の視点からの地域創生サポートが展開されつつあります。金融検定協会のSDGs・ESG金融検定試験ではSDGsやESG金融の基本から、金融機関職員としての金融ビジネスへの繋げ方・取引先支援の考え方等が問われます。本問題集は、出題の理解の一助となるとともに出題の傾向把握に役立ちます。
気候変動・脱炭素テーマを増補!
≫金融機関がSDGsに取り組む重要性とは?
≫国内の金融当局はどのような対応を促している?
≫SDGsの概要を説明できる?
≫SDGsの企業にとっての重要性とは?
≫金融機関にとってのSDGsとは?
≫気候変動リスクやその対策の重要性とは?
≫脱炭素への取組みとは?
≫ESG金融とは?そこで求められる地域金融機関の役割とは?
≫SDGs対応のために日本経済の現況を理解している?
≫地域活性化におけるESG金融の役割とは?
≫ESG金融の実践方法は?
SDGs・ESG金融検定試験では上記のような事柄について具体的に問われます。指定教材テキストと本過去問解説を併せた学習こそが合格への近道となるでしょう。
金融検定協会 編/銀行研修社刊行
A5判・176頁・2024年2月発行
出題の傾向把握・金融検定試験直前対策に最適!