金融機関の自己査定、償却・引当は、当該金融機関の業務の正確な実態把握に基づいたものであることが求められています。金融検査マニュアルは廃止されましたが、新たに、金融庁より「検査マニュアル廃止後の融資に関する検査・監督の考え方」が公表されるなど、従前から続けられている旧検査マニュアルに立脚した実務をベースとしながらも、償却・引当等について、新たな視点に基づく実務知識の習得が求められています。本書は、こうした査定、償却・引当等の新たな実務動向を踏まえたものであり、「資産査定2級検定試験」で要求される基礎解説を掲載するとともに、過去実施された同試験の問題を徹底分析して掲載するとともに、さらに予想問題を精選し、次回試験の合格を目指すための直前対策版として刊行しました。
ポスト「検査マニュアル」に完全対応!
◆注目の金融庁・DPについて新たに徹底解説!
「基礎解説」では各教科毎に、試験のポイントとなる知識をまとめて解説、「学習の手引き」では過去出題問題の出題傾向を項目別に一覧表にし、対策学習の重点分野や方向性を分析、提示しました。また、償却・引当の分野で注目される「検査マニュアル廃止後の融資に関する検査・監督の考え方と進め方」(DP)についても章立てし、問題を収載しました。
◆昨年5月、11月実施の本試験問題を収載!
「基礎解説」では各教科毎に、試験のポイントとなる知識をまとめて解説、「学習の手引き」では過去出題問題の出題傾向を項目別に一覧表にし、対策学習の重点分野や方向性を分析、提示しました。また、償却・引当の分野で注目される「検査マニュアル廃止後の融資に関する検査・監督の考え方と進め方」(DP)についても章立てし、問題を収載しました。
金融検定協会 編/銀行研修社刊行
A5判・288頁・2024年2月発行
2024年5月・11月開催の金融検定試験直前対策に最適!