2018年1月より、いよいよ預金口座へのマイナンバー紐付けが開始となりました。これまでは有価証券取引等が付番の対象でしたが、預金への拡大により一般の営業店窓口や渉外の現場でも顧客のマイナンバーを取扱うことになります。また、多くの顧客がこの預金付番をきっかけにマイナンバー制度自体への関心が高まるものと考えられ、制度そのものや今後の方向性についての疑問や不安を、担当者に投げかけることも多くなるでしょう。
本書はマイナンバーの預金付番により高まるマイナンバー制度への関心を捉え、顧客のマイナンバーが金融取引でどう利用されるのか、課税関係はどう変わるのかといったことを明らかにしました。預金付番についてはもちろん、金融取引とマイナンバーの関係が全てがわかる、営業店担当者必携の1冊です。
野村総合研究所 梅屋真一郎 著
A5判・並製・208頁・平成30年1月発行