「老後資金2,000万円問題」が世間の耳目を集めました。これは金融審議会の報告書が、収入を年金のみに頼る無職世帯のケースでは、20~30年間の老後を生きるために約2,000万円の老後資金が不足すると指摘したことによるものでした。寿命がさらに延びることや年金支給額が減ることなどが予想され、不安を訴える人が続出し、如何に資産寿命を延ばすかが脚光を浴びています。実際には、各人の貯蓄や収入、老後のライフスタイルにより必要金額は大きく変わりますが、不安を持つ人に対して、何を心配して、どう備えるかを的確にアドバイスすることが不可欠となっています。金融機関においてもシニア・ライフに精通し、資産保全・運用、福祉・介護、住宅問題など、中高年齢者の生活全般に関して相談にのり、有益なアドバイスができる人材が求められています。このような人材を養成すべく、本講座を開講しました。
金子千春 監修
●日本FP協会継続教育研修認定講座(AFP7.5単位/CFP14単位)ライフ
■受講期間 2カ月、3カ月
■出題2回(2カ月)3回(3カ月)
■テキスト 2冊