金融機関の個人取引は、個別商品の単発販売から、顧客のライフステージを捉えた提案販売に軸足が移っています。
このような状況下、収益の期待できる富裕層向けの資産管理と並び注力することが求められるのが、生前贈与を含めた相続に絡んだ相談業務です。相続関連取引については各種の金融商品営業により顧客の悩みに対する解決策の提供をすることがゴールとなりますが、その前段階として、被相続人から相続人へ取引を継続してもらうための顧客囲い込みが最重要課題といえます。この「囲い込み」の第一歩は、顧客からの相続の悩み・相談に対して柔軟かつ的確に応対し、顧客からの信頼を高めることにあります。
本講座は、「相続発生前」「相続発生後」に顧客から寄せられることが想定される多数の事例を掲載し、各事例でどのような応対をすべきかを学ぶことを通じて、実際の相談局面でも自信を持って応対できる、相続相談業務に強くなる決定版です。
法律事務所オーセンス/辻・本郷 税理士法人 編著
●日本FP協会継続教育研修認定講座(AFP7.5単位/CFP15単位)相続
■受講期間 2カ月、3カ月
■出題2回(2カ月)3回(3カ月)
■テキスト 2冊