2020年7月、政府が発表した規制改革行政手続などでの押印の廃止によるデジタル化が盛り込まれた。大手金融機関では既に脱印鑑、電子契約推進の流れは進んでいるが、従前、書面や印鑑による契約を重視してきた金融取引はどのように変わるか。内閣府・法務省・経産省の連名で公表された押印Q&Aなど行政の動きや議論の動向などを踏まえてまとめた。
1 脱印鑑を巡る動向
株式会社あおぞら銀行 コンプライアンス統括部 弁護士 吉田 秀和
2 脱印鑑による実務変更の可能性と課題
潮見坂綜合法律事務所 弁護士 鈴木 正人
株式会社三井住友銀行 総務部 法務室 弁護士 鹿浦 大観
B5判・96頁
特集1 脱印鑑で銀行実務はどう変わるか
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