1962年の弁護士業開始以来60余年にわたり在野法曹一筋に歩み、「企業再建の第一人者」としてその名を馳せる、弁護士 清水直が自身の半生を振り返った自叙伝。
深川の材木商に始まり、技研興業、照国海運、興人、東京佐川急便、多田建設、北海道テレビ放送など、手掛けた事件は枚挙に暇なく、その的確な状況分析と創意に富む施策により多くの経営者を先導した手腕は、世に「会社更生、企業再生に清水あり」と言わしめました。
本書では、企業を再生することにより当該企業に関係ある「すべての人を救う」ことに意義を見出す、いわば「ヒューマニズム」を企業再生の基本理念と掲げる、弁護士 清水直の哲学、そして自身の半生を振り返り、忘れがたき数々のエピソードを熱く語りました。
辯護士 清水 直 自叙伝
A5判・並製・320頁・2023年6月発行