「キャッシュフロー計算書」の弱点・限界をクリア
「金利ある世界」への回帰が進む中、金融機関にとって融資取引の拡大と健全性確保は、収益基盤を強化するための最優先課題です。その実現には、融資先の実態を的確に把握し、資金需要を見抜くノウハウが重要であり、①必要資金額、②資金使途、③返済財源という観点からの分析スキルが不可欠となります。この中核をなすのが、「資金繰り(キャッシュフロー)」の状況を正確に把握する能力です。しかし、短期融資で対応すべき資金を長期融資で実行した結果として定着した債務償還年数を判断基準とする慣行や、長期間に亘る金融緩和政策に基づく融資判断の柔軟化に伴い、現場では融資先のキャッシュの流れを理解するノウハウが不足していると言われています。
本講座は、こうした課題解決に対応するため、融資先の資金繰り(キャッシュフロー)分析の基礎から実践的な応用までを学ぶことができる融資人材養成に最適な講座です。
■会計士/税理士 都井 清史 公認著
■受講期間 2カ月コース、3カ月コース
■テキスト 2冊
■出題 2回(2カ月コース) 3回(3カ月コース)