●決算書分析の基礎~粉飾発見まで
財務分析ソフトの浸透で、取引先から受領した決算書を「そのまま鞄にしまう」担当者が急増しています。また、ソフトの弱点につけこんだ粉飾も増加しています。こうした現場の課題に対応し、融資判断の原点を詳解します。
●資金使途・資金繰り・返済財源を理解
融資判断に不可欠な、要資事由・資金使途・所要資金・返済財源等の情報を、決算書等からいかに正確に分析するのか。金融機関が伝統的に用いてきた知見・ノウハウを基に徹底解説します。。
●豊富な事例を基に実践ノウハウを涵養
テキストの解説を基に、企業の資金繰り分析や所要資金の妥当性判断、返済財源分析を実践するための事例を多数掲載しました。
<テキスト1> 融資判断の基礎と財務分析
第1章 融資判断とは
1 融資の意義と融資の5原則
2 融資決定までのプロセスと融資判断
3 企業の資金需要と融資対応の基本的考え方
4 企業内容の把握
5 融資判断で必要となる資料・情報
6 運転資金融資と設備資金融資で異なる判断ポイント
7 融資判断における財務分析の目的
8 財務分析ツール活用の是非
9 担保・保証についての考え方
第2章 損益の計算
第1節 損益計算書
第2節 利益とその処分
第3章 資産・負債と貸借対照表
第1節 貸借対照表とその形式
第2節 貸借対照表による資産・負債・資本の把握
第4章 財務諸表の分析手法
第1節 比率分析
第2節 企業収益力の分析
第3節 企業の財政状態の分析
第4節 資本の回転
第5章 財務諸表の粉飾
第1節 決算粉飾
第2節 粉飾の具体的手法
<テキスト2> 資金繰り分析と運転資金の融資判断
序 運転資金の融資判断の予備知識
第1節 運転資金に対する貸出種類と融資判断
第2節 運転資金における資金繰り分析の重要性
第1章 損益・収支と資金需要
序 節 勘定合って銭足らず
第1節 収入と支出の計算
第2節 運転資金
第2章 資金繰り分析
序 節 資金表の種類と特徴
第1節 資金繰表のつくり方
第2節 見積資金繰表(資金計画表)のつくり方
第3節 資金運用表の基本
第4節 資金運用表における非資金取引の修正
第5節 正味運転資金型の資金運用表(Ⅰ)
第6節 正味運転資金型の資金運用表(Ⅱ)
第7節 三部制の資金運用表
第3章 所要資金の分析と資金繰り
第1節 企業資金の分類
第2節 売上高の増加と資金繰り
第3節 売上高の減少と資金繰り
第4節 決算資金の分析と資金繰り
第5節 滞貨資金の分析と資金繰り
第6節 赤字補填資金の分析と資金繰り
<テキスト3> 所要資金の算出と返済財源分析
第1章 運転資金分析の実践的アプローチ
第1節 増加運転資金の実践的分析手法
第2節 在庫資金の実践的分析手法
第3節 季節資金の実践的分析手法
第4節 減産資金の実践的分析手法
第5節 滞貨資金の実践的分析手法
第6節 赤字資金の実践的分析手法
第7節 決算資金の実践的分析手法
第2章 設備資金の融資判断の予備知識
第1節 設備資金融資の基本
第2節 設備資金需要に対する確認事項
第3章 設備資金分析の実践的アプローチ
第1節 生産力増強投資の必要性と投資計画
第2節 店舗増改築資金の実践的分析手法
第3節 出店資金の実践的分析手法
第4節 倉庫資金の実践的分析手法
現場の課題感の高まりに応え大改訂!
●金融検定協会融資審査3級検定試験対応講座
■受講期間 3カ月コース
■テキスト 3冊
■出題 3回