連結決算の本格的な導入により、利益操作はできなくなるといわれていますが、はたして本当でしょうか。連結決算においても、必ずしも企業の実態を反映しているとは限りません。それを見抜く着眼点とノウハウが求められます。
本書は、図解により、初心者にもわかりやすくまとめた、連結決算について始めて学ぶ人のための恰好の入門書です。
(主要目次)
第1章 連結決算が重要になった背景
第2章 連結財務の概略
第3章 連結の範囲の決定方法
第4章 連結固有の勘定科目の意味
第5章 与信上の注意点
第6章 簡単な連結財務諸表の作成
第7章 中小・個人企業への応用
第8章 連結財務諸表の分析
都井清史 著
A5判・並製・216頁・2刷・平成14年7月発行