いまや時価会計は国際会計基準の代名詞とも言え、企業規模の大小を問わず必須の会計実務です。
時価会計を導入している企業の決算書を読み取る力をつけることはもちろんですが、時価会計を都合のよいように適用している会社の決算書を実態に即して読み替えることが重要です。
本書は、時価会計の基礎はもちろん、時価会計による“粉飾”を見抜くための方法までを、図を豊富に用いて解説した法人担当者必読の1冊です。
(主要目次)
序 章 時価会計導入と財務諸表に与える影響
第1章 金融商品の時価会計とは
第3章 金銭債権の時価会計
第4章 その他の金融資産の時価会計
第5章 金融負債の時価会計
第6章 その他の金融商品の時価会計
第7章 商法と税法の取扱
第8章 時価会計と各種資金表の関係
第9章 時価会計と税効果会計
第10章 時価会計と退職給付会計
第11章 時価会計のケーススタディ(特に中小企業を対象)
都井清史 著
A5判・並製・224頁・2刷・平成14年7月発行