ハラスメント行為への認識は、年配者になるほど違和感が強く、素直についていけない様子が業種を超えた研修会でも確認されています。今までの指導・注意の一環として当り前のように接してきた行為が突然ハラスメントであるとされ、戸惑う人も少なくないのではないでしょうか。このように、加害者と被害者に意識のギャップがあることもハラスメント行為の特徴といえます。しかし、ハラスメント行為は、れっきとした“人権侵害”行為であることを、広く認識されていることを理解しなくてはなりません。ハラスメント行為は、職場内のコミュニケーションの断絶を招くだけでなく、法令に基づく行為者の処分や、場合によっては、企業の存続まで問われかねない重大な行為と認識する必要があります。
本講座は、ハラスメントはなぜ起きるのか、起こさないためには何をすべきか、また発生した時にはどう対処すべきかを、事例を含めて具体的に解説しました。
編著 金子 雅臣 / 監修 本村健、藤原宇基
■受講期間 2カ月、3カ月
■出題2回(2カ月)3回(3カ月)
■テキスト 2冊