金融機関の収益状況は依然厳しい環境にあります。預金の増加に対し企業への貸出金はそれほど伸びず、これまでは余資を国債に振り向けて収益を確保してきましたが、日銀の金融緩和による低金利下では国債での運用も困難な状況となっており、資金利ざやは減少傾向にあります。そのような中、利ざや確保のため多くの金融機関が乗り出したのが個人向けローンです。貸出の過熱により多重債務者の発生増加を危惧する声を受け、規制強化に向けた動きも出てきましたが、収益の柱の一つであることに変わりはありません。本講座は、「個人ローン」を、営業店の現場でより推進していくために、規制強化の動きも理解しつつ、ローン販売のための手法を余すところなく紹介・徹底解説した、本格実務講座となっています。
銀行研修社 編
●日本FP協会継続教育研修認定講座(AFP7.5単位/CFP11単位)ライフ
■受講期間 2カ月、3カ月
■テキスト 2冊
■出題 2回(2カ月) 3回(3カ月)