金融仲介機能の発揮が求められる中、融資取引のみの法人取引は、もはや過去のものとなっています。「縮小均衡の経済環境が法人の資金需要を減退させた」「資金需要のある法人に多くの金融機関が殺到し金利競争が激化」といった環境変化のもと、金融機関の法人担当者に求められるのは、企業の「資金調達」以外の分野での課題解決能力です。法人は事業を展開する上で数多くの課題を抱えており、金融機関は「資金調達」以外の課題にも目を向け、それらの解決に対する提案をしていくべき時代になったということです。
本講座は、法人取引先が抱える課題にはどのようなものがあるか、それらの課題に対してどのような解決策が考えられるか、実際の解決支援は金融機関の本部専門部署や関係支援機関が実行できるか、などのことを熟知し、法人取引先が発する課題解決ニーズのサインを見逃さずにアプローチできる力を養成することを目的とした、「今後の金融機関を担う行職員」にとって最適の通信教育講座です。
竹内心作 著
■受講期間 2カ月、3カ月
■出題2回(2カ月)3回(3カ月)
■テキスト 2冊